疾病利得-病気や怪我も一つのメッセージ [育児・子育て]

「疾病利得」という言葉がある。
病気をすることで、その人にとって何らかの利得があることをいう。
まるで、サスペンスのセリフと同じだ。
「病気やけがをすることで、その人にとってどんな得があるのか?」
このように問いかけてみると、その人の欲望が見えてくる。

例えば、
学校や習い事に行きたくない子どもが一番使う手は
「お腹が痛い、頭が痛い」という言葉だ。
親はびっくりして病院へ連れて行くが、ドコも悪くないと言われる。
あるいは、
「サボりたいんだな」と見抜く親は聞く耳を持たない。
この手が通用しないと感じると、次の手段へと出る。
本当に病気になったtり、怪我をして入院する。

ここまでくると
堂々と学校や職場、塾、習い事を休めるし注目される。
周りの同情やいたわり、温かいまなざしをもらえる。
あるいは
一番独占したいと思っている人を独占できる。
もちろん、意識している場合よりも無意識的な場合のほうが多い。
本人もまさか、自分が好き好んで痛い思いなどするはずはないと思っている。

このように
人は自らの身体を傷つけ、痛い思いをしてまでも
手に入れたいものを手に入れるもののようである。
なお、休みたい期間に応じた程度の病気やけがをする。
つまり、長く休みたいければそれだけ重症となるだろうし、                                               短期間で目的を果たすならば軽症となるだろう。
疾病利得だと感じてソレを指摘しても無意味である。
手に入れるまではどんな方法を使っても求め続けるものだから。
何よりも、求めているものを与えることでしか埋まらない。
気付いたなら満足するまで与え続けよう!
このように、時として病気や怪我も言語と同等のメッセージである。                                               否、言語化できない、しても聞いてもらえないから、疾病利得を使うのである。
何を求めているか知りたい方は下記へ
シニフィアン研究所のHPはこちら  http://www3.ocn.ne.jp/~desire4/
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