死なないために生きない [生き方]

これは強迫神経症者の生きる世界だと言われる
「私は生きているのか?死んでいるのか?」
この問いかけの前にいる
いつも「死」を巡っている

もちろん肉体的な死を言っているのではない

精神的に生きているのか?死んでいるのか?
この問いかけに疲れてしまっているのだ
この問いかけから逃れる方法はないのか?

そうだ!
生きているから「死」がやってくる
だとしたら
いっそ死なないためには生きなければ良いのだ

そう
生きていなければ死ぬことなどないのだ
生きていると思うからこそ、死を考えてしまう
生きていないとしたら、もう死ぬことなど考えることもない

こうして、生きることを止めてしまう
そして、ある儀式に熱中することで時間を構造化する
それを強迫観念や強迫行為と呼ぶ
「~ねばならない」
「~すべき」
この世界から離脱しない限り、そこから逃れられない

あなたの精神は生きていますか?

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手放すことで自由を手に入れる [生き方]

手に入れたものは、手放したくない
元からあったものでも、無くなることは寂しい
ましてや、自分が欲しくて苦労の末に手に入れたものは
決して放したくないし、失いたくない

自分が特別欲しいと思っていないものでも
誰かが欲しいと求めたら、手放したくないと思うものである

とかく人は、「失うこと」「手放すこと」に抵抗する
「失うこと」「手放すこと」は喪失に繋がるからだろう
こだわりを持つことも同じ
どうして、それほどまでに「喪失すること」に抵抗するのだろうか?

実は、失い、手放し、こだわる「もの自体」に喪失感を抱いているのではない
その「もの」や人を通して、自分自身を喪失すると感じてしまうからではないだろうか?
その代表が「形見」
その「もの自体」は、どこにでもある「もの」かもしれない
しかし、その「もの」を通して、自分と誰か(何か)との関わりを想い出せさせる
それを見たり、触れたり、聞いたりすると
まるで、遠い昔にタイムスリップしたようになる
その時、その人はその「もの」と共にあった時代(過去)を生きている

だから、その「もの」を大切にし、決して失いたくないと思う
それが無くては自分が居ないのと同じだと感じる
だから、決して手放さないのである
過去の自分自身でもあるのだから

言い方を変えると
その「もの」に捕らわれている
だから手放せない、捨てられない
だから、こだわる
その人の時は、永遠にその時(過去)に留まっている
今を生きていない
精神は死んでいる

そう言えないだろうか?

敢えてその「もの」を捨ててみよう
手放してみよう
きっと「自由」を手にするでしょう

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誰かの役に立ちたい [生き方]

「喜ぶ顔が見たい」
「誰かの役に立ちたい」
「元気をもらった」
「勇気をもらった」
という言葉をよく聞く

これらの言葉は何を語っているのだろう?

相手から「もらうこと」を期待していないだろうか?
誰かのためではなく、自分のためではないだろうか?

喜ぶ顔を見て、自分が喜ぶ
誰かの役にたったから、自分が嬉しい
共に喜ぶことの素晴らしさ、充実感を味わえる
と言うかもしれない

では、逆に
自分が喜びたいから、しているのではないか?
自分が充実感や達成感を味わいたいから、しているのではないか?
この質問に対して、どのように答えるだろうか?
答えはたぶん出ないだろう

それなら、いっそ
「自分がしたいからする」
「自分にはできるからする」
ではどうだろうか?

一方
勇気や元気は、誰かからもらうものだろうか?
自らの内から湧いてくるものではないだろうか?
誰かや何かの刺激を受けて、
自分の中から湧き上がってくるものではないだろうか?

「したいからする」よりも「欲しい、欲しい」
そんな声が聞こえてくる気がする
「欲しい」から「する」に書き換えたら
きっと、世界が違って見えてくるに違いない

「欲しい」から「する」へ
書き換えてみませんか?

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今年のテーマ(2012年をどう生きるか?) [生き方]

2012年辰年がスタートした。
年頭に当たって、個々人のテーマを規定すること。
それぞれの立場や状況に於いて規定すること。

自己規定する=目標設定すること
つまり
言語化すること

【まず、言語ありき】
それに従って、その意味するところをイメージし
ビジョンを持ち、それを行動化する

【成長】
人は成長してゆくもの
それは
千変万化する
固定化しない
留まらない
古きを壊して、新たに創造してゆく

【未完】
永遠に到達できない
終わりの無い
だけど
ソレを目指してゆく

ソレとは?
始原にあったもの
そして
今は永遠に手に入らないもの
しかし
手の届きそうな彼方にあるもの

ソレが動因となり、牽引する
ソレが何なのかは既に知っている
しかし、語れない
そして
どんなものでもあり得る
どこにでもあり得るもの

だからこそ
すべては未完
だけど
それを目指して生きる
言語に置き換えて

それが「自己規定」
自分固有のもの

自己規定しないと
それは
糸の切れた凧
風に任せて彷徨うしかない
流れに翻弄される浮き草
根無し草
夢遊病者

人間になりたい
人間でありたい
人間として生き続けたい
人間として死にたい

【私は人間だ!!】


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その一歩を踏み出すためには「決断する」だけ! [生き方]

何かをしたいけれど、
「それができる状況ではない」
「しがらみがあってできない」
「勇気がない」
「協力者がいないからできない」
など、それぞれの理由をあげて、現状を変えられないと言う
確かに、どうしようもできない理由もあるかもしれない

しかし、
勇気があるから、踏み出せるのだろうか?
状況が整っているから、出来るのだろうか?
何のしがらみもないから、飛び出せるのだろうか?
協力者があったら、できるのだろうか?

一歩を踏み出す人と、踏み出さない人との違いは何だろう?

「勇気」でも「状況」でも「しがらみ」でも「協力者」でもない
それは「一歩を踏み出す」と決める事=決断する事
「それをする」と決断する事
ただそれだけ!

決断すれば、後は実行するだけ
それに向かって努力する
成功するためにどうすれば良いか、知恵をしぼって考える
試行錯誤しながら、学ぼうとする

その意欲が、必要なものや人を引き寄せる
必ず、協力者が現れる
必ず、必要な知恵を見出す
しがらみがあっても、それを断ち切れる
勇気が湧いてくる
困難な状況も打破できる
どんな困難や障害があろうとも、必ず向こうから避けてくれる

必要なことは
ただ「やる!」と決断するだけ
そうすれば、必ずそのための一歩を踏み出せるだろう
決断すること、それを人は勇気と呼ぶ

踏み出せない人、決断できない人は
シニフィアン研究所まで、ご相談ください

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「知ること」と「味わうこと」 [生き方]

「知ること」と「味わうこと」は相反すること

人は味わいつつ知ることをしていると思っているかもしれないが
基本的には、二つは相反することであり
同時には有り得ないことである

美味しい料理を食べているとき
人は無口になっている
その後
「美味い!」と語り
「どうすればこんな料理が作れるのか」
「自分でも作ってみたい」
「レシピを知りたい」
「材料は何を使い、どこのものだろう?」
知りたいと思うかもしれない

あるいは
ゴチャゴチャ言わないで、静かに味わうのが良い
と考えるかもしれない

味わっている時は、語らない
五官を使って、その感覚に酔いしれるだろう

恋人同士がその代表だろう
どんなに愛しているか、言葉では語れない
ただ、こうして側にいたい
言葉なんかいらない
言葉で語ってしまうと、薄っぺらなものになってしまう
まさしく
言語のない世界に居る

語ること、言語化することは
この感情や感覚の世界から離れることでもある
最中に居る時は、人は語れない
そこから少しでも距離を置いた時に、語り始めるだろう

「知ること」と「味わうこと」とは相容れないものである

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整理整頓ができない [生き方]

かつてTVで「汚ギャル」と呼ばれる女性の部屋の紹介を見た記憶がある
いわゆる
「片付けられずに部屋の整理整頓ができない」状態
理由はさまざま
「邪魔クサイ」
「面倒」
「疲れる」etc

整理整頓できないのはどうして?
整理整頓する=自分に「必要なもの」と「必要でないもの」を分ける
整理整頓する=不必要なものを『捨てる』こと

この『捨てる』という言語に葛藤を持っている人だと言えよう
なぜなら
自分の身の回りに有るものは、かつて自分と何らかの関係があったものだから
それは自分の一部であったもの
それを捨てる=自分の一部を捨てる
だから『捨てる』ことに葛藤がある

この延長で考えると
体や髪を洗う、排便排尿する=自分の一部を失うこと
つまり、アカやフケや便や尿も自分の一部だったものとなる

【もうこれ以上、何も失いたくない】
と叫んでいる姿が見えてくる
大切な何かを失い続けてきた可能性がある
だから、他者から見て「ゴミ」「汚いもの」だとしても
その人にとっては「愛着のあるもの=自分自身」となるのだ

その人の欲しているものをたっぷり与えよう
そうすれば、必ず不要なものは捨てるだろう
だって、欲しいものが手に入ったのだから!

整理整頓ができなくて困っている方
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運が良くなる方法 [生き方]

よく人は「運が良い」とか「運が悪い」と言う
どういうことだろう?
生まれつき運が悪い人はいないはずだ
そう思いたいし、信じたいものだ

運が悪いと思うのは
その人にとって都合の悪いことに出会うということ
そして、その結果に対して原因が分からないこと
意識においては原因が分からなくても
無意識では必然だとしたらどうだろうか?

自分にとって、都合の悪いことに出会ったとき
それは、かつて自分が嫌な事だとして、自分の中から排除したもの
それが、何かのきっかけで回帰してきたものだと考えられないだろうか?

「出会う嫌な事は、すべて自分です
あの嫌いな人も自分であり
この嫌なことも、かつて向き合わずに投げ出したものである
これも、それも、あれも、すべて私です」
と思えたなら、きっと何かが変わるだろう

このような観点から、出会っている不都合な事に向き合ってみたら
きっと運が良くなったと思えるだろう!

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違いが分かる [生き方]

違いが分かる
変化が分かる
遠い昔のCMを思い浮かべた人がいるかもしれない

簡単なようで、実は簡単でもないこと
違いが分かるとはどういうことか?
違いがあるという認識は、比較しているから
ということは、違いが分かるというのは
比較参照項があるということでもある

Aというものが基準となって、他と比べて「Aとは違う」と認識する
つまり、違いが分かるには、最低2つが必要だということになる

違いが分かる人は、変化にも敏感となる
「前と比べて違っている所がある」と認識している
味に鈍感な人は「美味しいもの」を食べたことがない
匂いに鈍感な人は「好い匂い」を嗅いだことがない
皮膚感覚が鈍磨している人は「心地よい触れ合い」がなかった
音に鈍感な人は「心地よい声」に出会ったことがない
そう言えるかもしれない

経験の量には比例しない
どれだけ気持ちいい、どれだけ好きな体験をしているか質の問題となる
なぜなら
好きなもの(快)は取り入れ、嫌いなもの(不快)は排除しようとするものだから
だとしたら
人はどれだけ好きな快を経験したか=違いが分かる
と言えると思う

好きなこと、心地よいことをしよう!!
そうすれば「違いの分かる人」となるだろう

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ナンバーワンよりオンリーワン [生き方]

誰かの有名な言葉のようですが、多くの人は
スマップの「世界に一つだけの花」の歌詞を思い浮かべるかもしれませんね。

何かのナンバーワンになることは、自己愛を高め、
勇気と希望を持ち、前進する意欲に繋がることでしょう。
ナンバーワンになることは、人との比較や競争の世界を生きることと等価です。
競争の世界のナンバーワンは、常にナンバーワンでなくなる危機(転落の危機)と背中合わせであり、
一瞬たりとも気の抜けない状況を生み出します。

人はその世界での成功を夢見、努力し、やがて精神は疲弊してゆきます。
それでも、その世界で生きてゆかなければならないのが、
文明社会に生きる人間の宿命のようです。

心が疲れた時、一歩も歩めなくなったと感じた時
何がその人を支えるのでしょうか?
その時、人は「癒し」を求めるのでしょう。

ナンバーワンも良いけど、オンリーワンになろう!
「オンリーワン」ってナンでしょう?
辞書によると、「たった一つの物」という和製英語とのこと。
他に似たものがない、あなただけ、私だけのもの。

「これは世界にたった一つしかない、私だけの宝物」
こんな表現を時おり耳にします。
そのものの客観的な価値よりも、その人の想いに価値を見出す。
この最たる表現が
「あなたのためだけに!」でしょう。

『ただその言葉だけが欲しかった』と言った人がいました。
そのために人生を賭けた人が!
人は時として、たった一言のためだけに、全人生を賭けるものなのです。
ナンバーワンも素晴らしい!
でも「あなたのためだけに!」「わたしのためだけに!」
このオンリーワンは、あなただけの、そして、わたしだけのナンバーワンでもあるのです。

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